第9回 結果発表

今年から女性部門が加わった記念すべき第1回は、「天然紅鮭」を使った料理が募集テーマでした。男女合わせて400通近い応募の中から、各9点ずつを予選通過作に選び、レシピを忠実に再現して試食審査を行ないました。その結果、男性部門では「鮭の酸辛焼き」が、女性部門では「紅鮭のエスニック風」が、それぞれ優秀賞に決まりました。

脂ののった天然紅鮭は、酸味や辛味でしっかり味つけして食すべし!
「鮭の酸辛焼き」は、鮭のホイル焼きにひと工夫したもの。すりおろした長いもに梅肉とトマトペースト、一味唐辛子を混ぜ、鮭にはさんで焼きます。梅肉のほどよい酸味と長いものトロリ感が、焼き鮭の味わいに複雑さを加え、辛味が食欲を増進させてくれる秀作です。相対する女性部門の「紅鮭のエスニック風」は、合わせ調味料にカルピスを用いたアイデアが光りました。食べてみるとほのかに甘酸っぱさのある親しみやすい味つけで、さっぱりとした後味です。素材は、鮭とピーマンの2種類だけ。簡単につくれて、食卓が華やぐ一品です。

撮影・大井一範 撮影協力・久世

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男性部門優秀賞 品原 克幸さん

紅鮭の酸辛焼き

「紅鮭の酸辛焼き」

材料(4人分)

天然紅鮭(皮がついたもの)500g、梅肉(梅干し5個分)、トマトペースト大さじ4、長いも200g、青じそ3枚、一味唐辛子小さじ1/3、塩・バター各少々。

つくり方

1. ボウルにすりおろした長いも、トマトペースト、梅肉、一味唐辛子を入れ、よく混ぜる。
2. 鮭に塩少々をふり、皮を残して切り目を入れる。
3. (2)でできた鮭の身のすきまに(1)をはさむ。
4. アルミホイルにバターを塗り、(3)の鮭を包んでオーブンで20分ほど焼く。
5. さっと湯通しした緑ピーマンのカップに(4)を盛り付ける。好みで冷やして召し上がれ。

女性部門優秀賞 吉川 弘子さん

紅鮭のエスニック風

「紅鮭のエスニック風」

材料(4人分)

天然紅鮭4切れ、赤・黄ピーマン各1個、緑ピーマン6個、塩・こしょう少々、レモン汁・酒各大さじ1、小麦粉・オリーブ油適宜。
合わせ調味料としてカルピス大さじ4、薄口醤油大さじ3、レモン汁大さじ2、スープストック200cc,片栗粉大さじ1。

つくり方

1. 天然紅鮭は、骨と皮をとり、1cm幅に切り、軽く塩・こしょうをふり、レモン汁と酒をふりかけておく。
2. 黄ピーマンは1cm角に切り、緑ピーマンは、縦二つに切って種をとる。
3. (1)の紅鮭に小麦粉をまぶし、フライパンにオリーブ油を熱して中火で炒める。
4. 火が通ったら、赤・黄ピーマンを加えてさらに炒め、合わせ調味料をまわしかけてとろみをつける。
5. さっと湯通しした緑ピーマンのカップに(4)を盛り付ける。好みで冷やして召し上がれ。

男性部門次点 生野 隆幸さん

紅鮭の朴葉つつみ焼き

「紅鮭の朴葉つつみ焼き」

朴葉で包むアイデアはもとより、鮭と相性のいい味噌に工夫を凝らし、うなるおいしさの合わせ味噌を完成させた点が見事でした。仙台・白・八丁の3種類の味噌に、白ワインとバルサミコ酢を加え、味わいはハイカラかつまろやか。とろけたチーズとあいまって、鮭が風味豊かにいただけます。

女性部門次点 鈴江 恭子さん

よくある鮭とじゃがいもの組み合わせ

よくある鮭とじゃがいもの組み合わせですが、じゃがいもにひと手間加え、見た目・味ともにリッチに仕上げた一皿です。マッシュポテトをバターと牛乳でのばし、卵黄を加えたポテトソースは口当たりがよく、鮭とともに舌の上でふわっと広がる柔らかさ。黄金色の焼き色も贅沢です。