ホワイトフィッシュについて

スケトウダラ: Alaska Pollock, Waileye Pollock, Snow cod, Theragra chalcogramma

スケトウダラはタラ科の一種です。アラスカではベーリング海に最も多く生息し、その資源量は全魚種の60%、また2番目に多いアラスカ湾では全魚種の20%を占めています。現在アラスカ湾、東ベーリング海、アリューシャン列島、そしてアリューシャン海盆の4つの海域で漁獲が行なわれています。 スケトウダラの成魚は水深70m~300mに生息し、2月下旬から5月初旬にかけて産卵します。稚魚は幼魚になるまでの約60日間はプランクトンを、幼魚は無脊椎動物の卵屋小さな甲殻プランクトンを食べて育ち、成魚になると主にカイアシ類、オキアミを食べて成長します。そしてスケトウダラは、海洋性哺乳類、海鳥のエサとして大切な資源でもあります。

商品性<br />
スケトウダラはかまぼこ、ちくわ、つみれなどの原料として、日本では非常に需要の多い魚です。またスケトウダラの“たらこ”は、日本の食卓には欠かせない食材として知られています。秋と冬に漁獲されたスケトウダラは様々な形態に加工され、年間を通じて供給することができます。

マダラ:Pacific cod, Gray cod, true cod, Alaska cod, Gadus macrocephalus

マダラもまたスケトウダラと同じく、タラ科の一種です、水深500m付近に生息し、1月~5月に産卵、卵は海底になる岩や珊瑚、海底生物に付着して孵化期を迎えます。幼魚は主に無脊椎動物を、成魚になると他種の魚を食べて成長し、9月~4月に掛けて漁獲されます。

商品性<br />
日本でマダラといえば、ちり鍋の材料としてお馴染みの食材です。アラスカ産のマダラはしっとりとしながらも身が締まり、その独特な食感や風味やソースやハーブ、スパイスとぴったりの食材としてファーストフードから高級レストランまで幅広く利用されています。またマダラの精巣である白子はスケトウダラよりも大きく高級品とされています。

ギンダラ:Sablefish, Black cod, Butterfish, Anoplopoma fimbria

ギンダラは時に"black cod"と呼ばれますが、タラ科の一種ではありません。水深200m付近に生息し、冬の終わりから春の初めにかけて大陸棚の斜面に産卵します。幼魚は海面近くで育ち、成長とともに沖へ向かって深い場所へと移動していくのが特徴です。ギンダラもまた稚魚と幼魚のときはプランクトンや甲殻類を食べ、成魚になると底魚や無脊椎動物、イカやクラゲを食べて成長します。

商品性<br />
商業ベースで漁獲されるギンダラは、平均体長60cm、4kg程度のものが多く、脂ののりや風味が非常に優れています。またアラスカ産のギンダラは高品質のタンパク質を多く含んでいる上、ヨード、リン、銅、鉄亜鉛、カルシウムやミネラルも豊富、しかも低カロリーと栄養バランスが抜群です。日本では切り身の状態でよく消費され、煮付けや照り焼き、また蒸し物やマリネにも適しています。

コガネガレイ:Yellowfin sole, Alaska dab, Limanda aspera

アラスカ産コガネガレイは引き網漁によって大量に漁獲されます。平均体長は約46cmで、オヒョウと比べるとかなり小さく、背びれと尾びれが黒っぽいのが特徴です。冬はベーリング海の大陸棚の端で過ごし、春になると産卵のために棚の中程に移動して約330万個もの卵を産みます。 コガネガレイは二枚貝の軟体動物や甲殻類、あるいは無脊椎動物を食べて成長します。オヒョウと同様に幼魚のうちは両側に目がついていますが、成長するにつれて身体が側偏して平らになり、左目が右側に移動、目のある面を上にして海底生活を送る様になります。

商品性<br />
デリケートでマイルドな風味、消化のよい良質なタンパク質を豊富に含み、脂肪分が少ない肉質は煮付けや塩焼き、ムニエルやフライなどに適しています。

オヒョウ:Pacific halibut, Alaska halibut, Hippoglossus stenolepis

オヒョウはヒラメ・カレイ類の中で一番大きく、海の魚の中でも最も大きな魚種の一つです。体長は約2.7mにまでなり、重量が約318kgにも及ぶオヒョウが獲れたという記録も残っています。ただ大きくなるのはほとんどがメスで、オスは大きくても36kg程度です。またメスは成長が早い上に寿命が長く、その年齢は耳石と呼ばれる耳の骨の層を数える事で判定できます。“背中”は黒く、“腹”は純白、それがアラスカ産天然オヒョウの目印ともなっています。オヒョウは11月~3月にかけて水深180m~460m付近の大陸棚で一度に400万個もの卵を産み、生後6ヶ月ほどの幼魚は、アラスカ湾を東から西へ何百マイル、ときには何千マイルの距離を自由に力強く泳ぎまわります、稚魚はプランクトン、幼魚は甲殻類や小魚を食べて成長し、成魚になると主にマダラやスケトウダラ、そしてニシンやイカナゴのような遠海魚を食べるため海底を離れ、活発に動き回ります。

商品性<br />
アラスカ産オヒョウは身が締まり繊細で、風味豊かな味わいです。ほのかに甘く、口当たりもいいので一般の消費者だけでなくプロの料理人にも愛されています。刺身やムニエルにしてもおいしく、またハーブや調味料、レモンやソース等いろいろな料理に適応する食材です。低脂肪でビタミンAも多く含んでいます。<br />
漁獲時期は5月中旬から9月の初めまで、つり上げられてから数時間以内に新鮮な風味を保ったまま冷凍されています。アラスカの誇る冷凍、加工技術が、最高の品質を日本にお届けします。

深海カレイ類:ナメタガレイ、ヒレナガナメタ、アサバガレイ、シロガレイ

深海カレイ類”として知られている小さいサイズのカレイには、ナメタガレイとヒレナガナメタ、アサバガレイ、シロガレイ、そのほか漁獲量の少ない魚種が含まれます。大陸棚の海底に生息し、年に一度、エサを獲得するため移動します。エサとなるのは甲殻類や軟体動物、そしてさまざまな無脊椎動物で、逆に深海カレイ類はマダラやオヒョウなど大きなカレイ類のエサとなります。ナメタガレイは水深50m~400mの砂泥底に住み、アサバガレイは50m~200mの砂底に生息・・・・・・。このように種類によって生息場所はそれぞれ違い、生態系もまた異なります。

商品性<br />
漁獲された深海カレイ類は種類によって食感や風味は違います。しかし全般的にカレイ類の肉質は脂肪分が少なく味は淡白で、柔らかな食感が特徴です。刺身や焼き物、フライから煮付けまであらゆる料理に活用できます。またアサバガレイは卵付きも購入が可能です。