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2021.8.13

天然のアラスカ産スケソウダラを原料とする魚卵と練り製品が世界で最も気候に配慮したタンパク質であることが明らかに

アラスカシーフードマーケティング協会(本部:米国アラスカ州ジュノー)は、アラスカスケトウダラ生産者協会(本部:米国ワシントン州)が現地時間7月26日に発表した天然のアラスカ産スケトウダラを原料とする魚卵(たらこ、明太子)と練り製品(カニカマ、チクワなど)のライフサイクルアセスメント(LCA)に関するプレスリリース(2本)をご案内いたします。

天然のスケトウダラの魚卵は世界で最も気候に配慮したタンパク質
ライフサイクルアセスメントの結果、天然のスケトウダラの魚卵は、鶏肉、豚肉、牛肉など他の多くのタンパク質と比べ、二酸化炭素排出量が著しく少ないことが明らかに

 

アラスカスケトウダラ生産者協会(GAPP)は、包括的なライフサイクルアセスメント(LCA)を実施した結果、天然のスケトウダラの魚卵が世界で最も気候に配慮したタンパク質の一つであることを発表しました。

 

約2年前、GAPPは、サステナビリティ・コンサルタント企業であるQuantisと共同でLCAプロセスを開始しました。これは、GAPPがずっと以前から知っていたこと、つまり天然スケトウダラ海産物が気候に配慮したタンパク質であることを証明するためでした。LCAプロセスの一環として、天然スケトウダラの魚卵を、地球温暖化係数、エネルギー使用、土地・水資源の使用、廃棄物の排出量など、いくつかの主要な影響のカテゴリーに基づいて分析しました。

 

当協会は本日、天然のスケトウダラの魚卵が、他のタンパク質源に関して報告されている比較可能な統計値と比べて二酸化炭素排出量が著しく少ないため(タンパク質1kgあたりのCO2相当量をkgで測定)、気候に配慮したタンパク質としてLCAにより確認されたことをお伝えしたいと思います。

 

・天然スケトウダラの魚卵:2.941
・鶏肉:12.502
・豚肉:19.652
・牛肉:115.752


1 Quantis International、Life Cycle Assessment of Wild Alaska Pollock(天然スケソウダラのライフサイクルアセスメント):ISO LCAレポート(2021)
2 Monterey Bay Aquarium/Dalhousie University Seafood Carbon Emissions Tool(モントレーベイ水族館/ダルハウジー大学 海産物二酸化炭素排出ツール)、報告されている範囲の中間点に基づいて、タンパク質1kgあたりのCO2相当量をkgで測定(2021年7月14日現在)

 

GAPPの最高経営責任者であるCraig Morrisはこう語っています。「次の世代に健全な地球を残すために私たちができることの一つは、気候変動に対する解決策となるタンパク質を選ぶことです。そして天然のスケトウダラの魚卵は体にとっても地球にとっても最も良い選択肢です。サステナブルな食品の選択肢がますます重要になっていることは私たち自身の調査から明らかになっており、今回のLCAの結果は最高のタイミングとなりました。消費者の皆様は、最も好きな海産物が地球上で最も気候に配慮したタンパク質の選択肢の一つであることが分かり、ご安心いただけることでしょう。」

 

天然スケトウダラ業界は、科学的根拠に基づいて国の海洋資源とその生息地の管理を行う北太平洋漁業管理協議会とアメリカ海洋大気庁(NOAA)の活動を支援しています。天然のスケトウダラは、混獲を減らす努力など、NOAAの生態系に基づく持続可能な漁業の基準に沿って漁獲が行われています。こうしたことから、世界最大の持続可能な漁業として認定され、責任ある漁業管理が世界的に認められています。

 

GAPP役員会のメンバーであり、GAPPサステナビリティ委員会議長であり、かつGlobal Seasの共同設立者、社長兼最高経営責任者であるBob Desautelは次のように語っています。「40年以上にわたり、天然スケソウダラ業界は、このおいしくて素晴らしいタンパク質を、遠いアラスカの自然のままの海から、世界中の食卓に届けるために、惜しみない努力をしてきました。そして、天然スケソウダラの継続的サステナビリティを確保するだけでなく、環境への配慮に責任を持ち、あらゆるタンパク質の中で、天然スケソウダラが最も二酸化炭素排出量の少ないタンパク質の一つであるということの確認に力を注いでいます。これを成し遂げるため天然スケソウダラ業界は、船から世界各地の岸や港に至るサプライチェーンのあらゆる地点での効率性実現に、重点的に取り組んでいます。私たちは、数十年にわたる経験と科学に基づいて、効率性の追求に挑戦し続けています。最新の技術とイノベーションを活用して、この先何年も二酸化炭素排出量を最適化するための方法を見つけることに取り組み続けます。」

 

二酸化炭素排出量に配慮したタンパク質の選択肢の一つとして、天然スケトウダラの魚卵は、次世代のために環境を保護するという現在の課題に対応するのに役立ちます。

 

Morrisはこのように言っています。「天然のスケトウダラの未来と環境を守ることが、私たちの最優先事項です。今回の結果は、天然のスケトウダラの将来性を示すものであり、業界が持続可能な活動を取り入れるために取った方法が成功していることを大変嬉しく思っています。今回の結果により、私たちの存在が消費者の皆様の間にさらにしっかりと根付くことを願っています。」

 

天然スケソウダラの魚卵は、おにぎりのような多くの人気メニューに使われており、様々な料理で使用される用途の広い食材です。

 

●関連リンク:
天然スケトウダラのユニークな持続可能性ストーリーの伝え方(魚卵)

 

 

◆天然のスケトウダラを原料とする水産練り製品は世界で最も気候に配慮したタンパク質
ライフサイクルアセスメントの結果、天然のスケトウダラを原料とする水産練り製品は、天然エビ、マグロ、豆腐など他の多くのタンパク質と比べ、二酸化炭素排出量が著しく少ないことが明らかに

 

アラスカスケトウダラ生産者協会(GAPP)は、包括的なライフサイクルアセスメント(LCA)を実施した結果、天然のスケトウダラを原料とする水産練り製品が世界で最も気候に配慮したタンパク質の一つであることを発表しました。

 

約2年前、GAPPは、サステナビリティ・コンサルタント企業であるQuantisと共同でLCAプロセスを開始しました。これは、GAPPがずっと以前から知っていたこと、つまり天然スケトウダラ海産物が気候に配慮したタンパク質であることを証明するためでした。LCAプロセスの一環として、天然のスケトウダラを原料とする水産練り製品を、地球温暖化係数、エネルギー使用、土地・水資源の使用、廃棄物の排出量など、いくつかの主要な影響のカテゴリーに基づいて分析しました。

 

当協会は本日、天然のスケトウダラを原料とする水産練り製品が、他のタンパク質源に関して報告されている比較可能な統計値と比べて二酸化炭素排出量が著しく少ないため(タンパク質1kgあたりのCO2相当量をkgで測定)、気候に配慮したタンパク質としてLCAにより確認されたことをお伝えしたいと思います。

 

・天然のスケトウダラを原料とする水産練り製品:5.021
・豆腐:9.822
・天然マグロ:34.053
・牛肉:115.753
・天然エビ:121.203


1 Quantis International、Life Cycle Assessment of Wild Alaska Pollock(天然スケソウダラのライフサイクルアセスメント):ISO LCAレポート(2021)
2 豆腐の製造により生成される温室効果ガス排出量:ケーススタディ、Journal of Hunger & Environmental Nutrition (2017)
3 Monterey Bay Aquarium/Dalhousie University Seafood Carbon Emissions Tool(モントレーベイ水族館/ダルハウジー大学 海産物二酸化炭素排出ツール)、報告されている範囲の中間点に基づいて、タンパク質1kgあたりのCO2相当量をkgで測定(2021年7月14日現在)

 

GAPPの最高経営責任者であるCraig Morrisはこう語っています。「次の世代に健全な地球を残すために私たちができることの一つは、気候変動に対する解決策となるタンパク質を選ぶことです。そして天然のスケトウダラを原料とする水産練り製品は体にとっても地球にとっても最も良い選択肢です。サステナブルな食品の選択肢がますます重要になっていることは私たち自身の調査から明らかになっており、今回のLCAの結果は最高のタイミングとなりました。消費者の皆様は、最も好きな海産物が地球上で最も気候に配慮したタンパク質の選択肢の一つであることが分かり、ご安心いただけることでしょう。」
天然スケトウダラ業界は、科学的根拠に基づいて国の海洋資源とその生息地の管理を行う北太平洋漁業管理協議会とアメリカ海洋大気庁(NOAA)の活動を支援しています。天然のスケトウダラは、混獲を減らす努力など、NOAAの生態系に基づく持続可能な漁業の基準に沿って漁獲が行われています。こうしたことから、世界最大の持続可能な漁業として認定され、責任ある漁業管理が世界的に認められています。

 

GAPP役員会のメンバーであり、GAPPサステナビリティ委員会議長であり、かつGlobal Seasの共同設立者、社長兼最高経営責任者であるBob Desautelは次のように語っています。「40年以上にわたり、天然スケソウダラ業界は、このおいしくて素晴らしいタンパク質を、遠いアラスカの自然のままの海から、世界中の食卓に届けるために、惜しみない努力をしてきました。そして、天然スケソウダラの継続的サステナビリティを確保するだけでなく、環境への配慮に責任を持ち、あらゆるタンパク質の中で、天然スケソウダラが最も二酸化炭素排出量の少ないタンパク質の一つであるということの確認に力を注いでいます。これを成し遂げるため天然スケソウダラ業界は、船から世界各地の岸や港に至るサプライチェーンのあらゆる地点での効率性実現に、重点的に取り組んでいます。私たちは、数十年にわたる経験と科学に基づいて、効率性の追求に挑戦し続けています。最新の技術とイノベーションを活用して、この先何年も二酸化炭素排出量の最適化するための方法を見つけることに取り組み続けます。」

 

二酸化炭素排出量に配慮したタンパク質の選択肢の一つとして、天然のスケトウダラを原料とする水産練り製品は、次世代のために環境を保護するという現在の課題に対応するのに役立ちます。

 

Morrisはこのように言っています。「天然のスケトウダラの未来と環境を守ることが、私たちの最優先事項です。今回の結果は、天然のスケトウダラの将来性を示すものであり、業界が持続可能な活動を取り入れるために取った方法が成功していることを大変嬉しく思っています。今回の結果により、私たちの存在が消費者の皆様の間にさらにしっかりと根付くことを願っています。」

 

天然のスケトウダラを原料とする水産練り製品は、完璧な高品質の優れたタンパク質源であり、多くの寿司店で、カリフォルニアロールやポケボウルのような人気メニューに使われています。水産練り製品は、サラダやサンドイッチのおいしい食材として、貝類の代替品としても使用されています。

 

●関連リンク:
天然スケトウダラのユニークな持続可能性ストーリーの伝え方(水産練り製品)

 

 

GAPPについて

アラスカスケトウダラ生産者協会(GAPP)は、アラスカで収穫・加工されたスケトウダラの冷凍品の販売促進を行っています。2003年に設立されたアラスカの非営利法人であるGAPPは、ヨーロッパ、北米、日本を中心とした世界の主要な白身魚市場で「Genuine Alaska Pollock(本場のスケトウダラ)」の普及に努めています。水産物のバイヤーと消費者の皆さまにGenuine Alaska Pollock®の優れた点をお伝えすることが、私たちの目標です。www.alaskapollock.org