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アラスカシーフードについて
緑と水の豊かな大地アラスカ
アラスカはアメリカ合衆国第49番目の州(1951年1月3日に州に昇格)で、アメリカ最後のフロンティアと呼ばれています。広さは日本の4倍、合衆国一を誇ります。アラスカ州全土の34%(日本列島の1.35倍)が国立公園や国立保護区、国定公園、国定野生保護区に指定されており、またアラスカ州全土の32%が森林に覆われ、緑と水の豊かな大地をなしています。
アラスカは天然のシーフードの宝庫です
アラスカ湾はアレクサンダー諸島とアラスカ半島にはさまれた幅約1500kmある広大な海域です。
アラスカ湾とベーリング海の2つの海域は、大陸棚の端の深海から水面に向かう栄養豊富な湧昇流のおかげで地球上でもっとも生産性豊かな海域となっています。
アラスカの大地の恵みから大海へ流れ出た森林の栄養分はアラスカ周辺の海を汚染のない健全で豊かな漁場に育てました。
栄養分と太陽光の組み合わせにより、大量に発生した植物性プランクトンとそれを食べる動物性プランクトンは、小さな魚と甲殻類の餌となり、さらにそれらが大きな魚や海洋哺乳類、海鳥の餌に。アラスカの海ではこうした豊かな生態系が長年にわたり培われてきました。アメリカ全土で水揚げされる水産物の60%をアラスカが占め、サーモンに至っては実に98%がアラスカから生産供給されています。
※どちらも2017年のデータを元にしております。
アラスカのシーフードは100%天然!
アラスカの大自然は、その緑の大地からの栄養を大海へと運び、澄んだ空気と冷涼な海流が加わって、世界最大の豊かな漁場を育んでいます。アラスカ産シーフードは、この「手つかずの自然」と海が育てた、まさに安心安全の美味しさです。
アラスカシーフードはなぜおいしい?
引き締まって栄養豊富な身質と臭みのない脂質、風味の高いナチュラルな味わい。それは冷涼な海流とこれ以上ないほどにクリーンな水質をゆりかごにして育った、 100%天然のアラスカ生まれのシーフードだから。
広大な海域の底には肥沃な大陸棚が続いています。海底の大陸棚にそって発生する海流は海の中の栄養源を海面へと常に押し上げ、太陽光が加わって大量のプランクトが発生すると、そこには豊かな生態系が生まれます。プランクトン、小魚、エビなどの栄養のつまった豊富な餌をたくさん食べて、様々な魚類・甲殻類はアラスカのクリーンな海で成長していきます。美味しい理由はほかにもありますが、美味しくない理由はひとつもない、それがアラスカ産シーフードの魅力なのです。
アラスカシーフードはなぜ安心?
厳しい排水規制と養殖漁業の禁止。重金属汚染、抗生物質の薬物汚染など様々な海洋汚染とは無縁の生息環境を確保。安心のシーフードをお届けしています。
アラスカでは、餌に抗生物質などの薬物を使用する養殖漁業が禁止されています。汚水処理や、鉱業、林業、建設業などでも海洋環境に悪影響を及ぼす廃棄・排水の規制を強化。水質調査によるとアラスカの海は高濃度の石油炭化水素、PCB、農薬は検出されていません。米国食品医薬品局が定めた人体に影響を及ぼす汚染物質の規定レベルに近づく値を示したことはなく、世界で最も安全性の高いシーフードであることが証明されています。クリーンな海で汚染のない安全な魚を育てるために、アラスカは常日頃から海洋環境の保全に徹底して努めています。
品質管理と加工体制
アラスカシーフードのその高い品質を堅持するためには、漁獲方法から加工、保存状態から運搬に至るまで複数の工程と複数の要素が関係します。加工は特に製品の品質を大きく左右する工程です。そのため「洋上加工」と「陸上加工」の2種類の加工を併用。魚種に応じた最適な加工を選択しています。
アラスカシーフードの種類
アラスカは 天然のシーフードの宝庫です。有名な天然サーモンには、紅、キング(マスノスケ)、銀、ピンク(カラフトマス)、チャム(白鮭)の5種類があり、サーモン以外にも平目、カレイ類、赤魚等の岩魚類、鱈・銀だら・スケトウダラ等の底魚類、タラバ蟹、ズワイ蟹、ダンジ ネスクラブ、そして、たらこ、いくら、数の子、筋子なども生産加工され人気を集めています。詳しくはアラスカ産シーフード魚種一覧をご覧ください。